◆ヤクルト7―5巨人(3日・神宮)

 リードオフマンとして仕事を果たした。巨人の初回先頭。陽は真ん中高めの直球を豪快にフルスイングした。打球は伸びて、あっという間に左翼席上段に吸い込まれた。「星投手の一番良い球、直球にタイミングを合わせて打ちにいきました。チームに良い流れを作れたかなと思います」。3戦ぶりの5号ソロは自身7年連続8本目の先頭打者本塁打。チーム8年ぶりとなる4戦連続の3発以上、2ケタ安打の口火を切った。

 再び快音を鳴らしたのは2回先頭だ。外角直球を右中間席に運んだ。2打席連続の6号ソロに「1打席目に打てていたので、楽な気持ちで打席に入ることができました。強引にならないように中堅から右方向を意識していたのが良い結果につながりました」と振り返った。初回先頭からの連発は日本ハム時代の13年7月15日の西武戦(札幌D)以来、1480日ぶりだった。

 今季初の3戦連続マルチ安打を放ち、2打点2得点とけん引したが、逆転負けに「チームが負けたら意味がない」と悔しさをあらわにした。一発を放った試合は15年9月16日のロッテ戦(QVC)から負けなし(2引き分け含む)だったが、“不敗神話”も「19」でストップした。「切り替えてやっていきます」と背番号2。気持ちを新たに再スタートする。(長井 毅)