第99回全国高校野球選手権(7日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、富山代表・高岡商は、第7日(13日)第2試合で東海大菅生(西東京)との対戦が決まった。昨年11月の練習試合(東京)で1勝1敗と互角。聖地で“完全決着”をつける。

 高岡商は昨秋以来の“再戦”が決まった。くしくも、昨年11月の東京遠征で東海大菅生と練習試合を行い、1勝1敗。記者会見場で再会した吉田真監督(34)と、元中日投手で東海大菅生の若林弘泰監督(51)は思わず苦笑いしながら、あいさつを交わした。吉田監督は「昨年、無理を言って、練習試合をお願いしました。縁があるのかな」と話し、若林監督は「(高岡商の)センバツは見ていないので分からない。今から情報収集です」と気を引き締めた。

 相手のイメージはつかめている。昨年の練習試合では190センチ右腕・伏見拓真(3年)が先発し、5回からはエース左腕の土合伸之輔(3年)が無失点で好リリーフ。1試合目は6―2で勝利した。土合は「得点は、相手のミスからだったと思う。対応力があり、クリーンヒットも打たれた」と警戒する。4日の甲子園練習では、選手たちは偶然にも、東海大菅生のプレーを目にしていた。吉田監督は「非常に力があり、そう簡単にはいかない。粘り強く、終盤勝負に持ち込みたい」と接戦を想定した。

 7日の開幕戦に向けて調整してきたが、土合主将が引いたクジは、最も初戦が遅い第7日(13日)。もう一度、体を作り直し、調整プランを練り直す予定だ。「もう一回、基本に戻れるのは良かった。トレーニングで、筋肉も維持したい」と土合。1勝1敗の“因縁対決”は、甲子園の舞台で決着を付ける。(中田 康博)