第99回全国高校野球選手権(7日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。仙台育英(宮城)は、第5日(11日)第1試合で滝川西(北北海道)と対戦。今月1日に49代表校のうち、1番最後に出場を決めたチームが実質1番目に抽選くじを引き、1番最初に対戦カードが決まる“1づくし”で頂点を目指す。センバツ8強の盛岡大付(岩手)は前回王者の作新学院(栃木)と、第2日(8日)第1試合で対戦。日大山形(山形)は4強入りした4年前に倒した明徳義塾(高知)と、第2日第4試合で当たることが決まった。

 仙台育英にとっての抽選会は、あっという間に終わった。滝川西の隣に校名札が入ると、佐々木順一朗監督(57)が「全然楽しめなかったですね。ドキドキしなかった」とぼやき、主将の西巻賢二遊撃手(3年)も「くじを取る場所は決めていたけど…」と苦笑い。抽選順を決める予備抽選の結果で5番目になったが、1〜4番は2校出場の北海道と東京が引くことになっており、実質1番目で早くも対戦相手が決まった。

 “1づくし”だ。今月1日に49代表校で1番最後に出場決定。抽選会は実質1番目のくじで、1番最初に対戦カードが決まった。指揮官は「(1づくしだと)第1日を引くかと思っていた」と冗談めかした。3日に大阪入りし、抽選会が始まる4時間半前に甲子園練習に臨むという慌ただしいスケジュールだった。ただ、第5日で日程が空くため、ここで小休止。コンディション調整にもプラスとなりそうだ。

 西巻は「5日目だと疲れはもうないと思う。(試合に)ピークをもっていくことが大事」と初戦に照準を絞っていく。佐々木監督は「(1づくしが)終わったとき、吉兆のサインだった、と言えるようにしたい」と結んだ。49代表の1番上を目指し、仙台育英が一戦必勝で戦い抜く。(有吉 広紀)