J1は9試合が5日、行われる。川崎のFW小林悠(29)は4日、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が視察するF東京戦で“御前弾”を宣言。6大会連続の出場が懸かるロシアW杯アジア最終予選(31日・オーストラリア戦、9月5日・サウジアラビア戦)で5か月ぶりの代表復帰を狙う。

 5日朝に来日するハリル監督が等々力に駆けつける。お目当てはFW小林だ。日本代表で小林と同じ右FWを務める本田圭佑(31)=パチューカ=がけがで離脱。久保裕也(23)=ゲント=も今季は低調でベンチスタートが目立つ。さらに攻撃陣では、FW大迫勇也(27)=1FCケルン=やMF香川真司(28)=ドルトムント=もリハビリ中。勝てば6大会連続出場が決まるオーストラリア戦に向け、不安が高まる中、西野朗技術委員長(62)は「気候に慣れているメンバーを呼ぶ」と国内組を積極的に招集する構え。好調・川崎をけん引するエースへの期待が高まるのは、自然の流れだ。

 今季9得点でランク3位の小林は「視察するからプレーが変わるわけではない」と前置きしつつ、「もちろん代表は常に目指しているし、ゴールでアピールできれば」と御前弾で、追加招集された3月のW杯予選以来5か月ぶりの復帰を狙う。

 30回目を迎える多摩川クラシコでは、昨季まで同僚だったFW大久保嘉が右足首じん帯損傷から復帰予定。小林は「目標であることは変わらないけど、絶対に負けたくない」と気合を入れた。0―3で完敗した3月のリベンジを果たし、ハリル・ジャパンの救世主に名乗り出る。(田中 雄己)