◆世界陸上(英ロンドン)

 ▽男子400メートル予選(日本時間5日午後6時45分) 200メートルとの2冠を目指す、世界記録保持者のW・ファンニーケルク(南アフリカ)が予選2組に登場。自己ベストは43秒03で、自身の世界記録を更新する史上初の42秒台突入に期待が集まっている。ファンニーケルクは100メートルでも9秒94、200メートルも19秒84の自己ベストを持つ。日本勢は、20歳の北川貴理(順大)が唯一出場し、予選6組を走る。持ちタイム45秒48は同組の8人中最下位だが、20年東京五輪世代で期待の選手だけに、何とか自己ベストを更新して海外勢に食らいつきたい。

 ▽男子100メートル準決勝(日本時間6日午前3時5分) 準決勝には、五輪と世界陸上を通じて史上最多となる日本勢3人が進出した。サニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協は、自己ベスト9秒69で11年大邱大会覇者のY・ブレーク(ジャマイカ)に自己記録に並ぶ10秒05で先着し、2組首位通過。準決勝では、日本初の9秒台突入も現実味を帯びてきた。4組のケンブリッジ飛鳥(24)=ナイキ=と6組の多田修平(21)=関学大=はともに4着だったが、タイム順上位6人に入って予選を突破。準決勝を勝ち抜いた上位8人による決勝も、日本時間6日午前5時45分から行われる。

 ▽女子1万メートル決勝(日本時間6日午前4時10分) 世界記録(29分17秒45)保持者で、16年リオ五輪金メダルのA・アヤナ(エチオピア)の力が抜きんでている。日本勢は3選手が出場。リオ五輪代表の鈴木亜由子(25)=日本郵政グループ=は、5000メートルとの“二刀流”で参戦。20年東京五輪へマラソン転向も視野に入れており、トラック種目で結果を残しておきたい。リオ五輪5000メートルで15位の上原美幸(21)=第一生命=は、2年連続の世界大会でさらなる飛躍を期す。初代表の松田瑞生(22)=ダイハツ=は、伸び盛りの力を堂々発揮したい。