◆巨人8―2中日(5日・東京ドーム)

 東海大相模(神奈川)の先輩・菅野智之(27)と後輩・小笠原慎之介(19)の対決となったこの試合。逆転に成功した巨人は4回、小笠原をさらに攻めた。

 先頭の石川が四球で歩くと、1死から菅野も後輩へ手本を見せるかのように投手ながら打席で粘って四球を選び一、二塁。ここで、1番に入る陽岱鋼が左翼席に3試合連続となる8号3ラン。小笠原をマウンドから引きずり下ろした。先輩・菅野との初めての投げ合いは3回1/3で8失点。小笠原は呆然とした表情で立ち尽くしていた。

 この試合、長野、阿部、陽岱鋼に本塁打が出た巨人は6試合連続の3本塁打以上。プロ野球新記録となった。

 2回に藤井の左中間二塁打で中日に先取点を奪われた巨人だったが、その裏すぐに長野の右越え11号ソロで同点。3回には3番・坂本勇の適時二塁打で勝ち越し、4番・阿部の通算2000安打にあと6本とする右越え13号3ランで5点目と、この回一挙4点を奪って試合をひっくり返していた。

 菅野は両リーグ単独トップとなる12勝目へ向け、うれしい大量の援護点をもらった。