◆明治安田生命J1リーグ第20節 浦和2―2大宮(5日、埼玉スタジアム2002)

 無我夢中で飛び込んだ。1―2で突入した後半43分。右でMF岩上がボールを受けると、ゴール前のFW瀬川はDF遠藤の気配を感じながら、クロスに飛びついた。「とにかく当てるっていうことだけ考えた」。ニアに体を投げ出して頭でとらえ、バウンドしたボールはネットを揺らした。「(頭に当てた後は)ボールも全然見ていなくて、気づいたら入ってた」。途中出場の男がチームに勝ち点1をもたらす貴重な同点弾を決めた。

 後半32分からピッチに登場。「勝利のためにプレーしようと思っていた。大宮の存在価値を高められるように、そういう意識だった」。今季、J2群馬から移籍加入。5月27日の柏戦でJ1初ゴールを決めたが、敗色濃厚の試合終了間際に1―4からの1得点だった。それだけに、勝ち点に結びつくゴールは素直にうれしかった。まだ降格圏の16位だが、この勝ち点1をきっかけにJ1残留へと順位を上げていくつもりだ。