第99回全国高校野球選手権大会(7日から15日間・甲子園)に出場する横浜(神奈川)のプロ注目スラッガー・万波中正(まんなみ・ちゅうせい)外野手(2年)が5日、大阪・四條畷(しじょうなわて)市の太成学院大高の球場で行われたシート打撃で、推定飛距離120メートルの場外弾を放った。両翼94メートルの左翼にある高さ約20メートルの防球ネットを越え、隣接するテニスコートまで飛んだ。

 第4日の第2試合でぶつかる秀岳館(熊本)の最速148キロ左腕コンビ、田浦文丸と川端健斗(ともに3年)を想定。左投げ投手が、投手板より約2メートル、本塁に近づいて投げる中でのサク越えだった。「振り負けないことが大事。しっかり速球を捉えたい」

 神奈川大会では、東海大相模との決勝で高めのボール球に手を出すなど5打席連続三振に倒れた。「高めは捨てて(狙い球を)低めに設定する」。大阪の宿舎で、低めの球をイメージした素振りを毎日40分、行っている。その言葉通り、低め直球を完璧に捉え「(神奈川大会での)悪い結果が、良い方向に作用している」。聖地での初アーチも夢ではない。(大野 隼斗)