◆明治安田生命J1リーグ 第20節 鳥栖2―1清水(5日・ベストアメニティスタジアム)

 清水エスパルスは鳥栖に1―2。後半14分、FW長谷川悠(30)の自身5年ぶりとなるJ1での2戦連続ゴールで反撃したが及ばず、対鳥栖6戦勝ちなしとなった。

 必死の反撃も実らなかった。長谷川のゴールを合図に何度も同点の好機を作ったが、最後まで1点が遠かった。「前半、冷静になれなかった。フィニッシュの精度が足りなかった」。小林伸二監督(56)の声も沈んだ。

 FW鄭大世が左ふくらはぎに痛みを訴え、先発を回避。指揮官は「連戦ということもある」と大事を取った。ベンチ入りはしたが、アップには参加せず。帰静後に病院で検査を受けるという。

 前半はエース不在がもろに響いた。6分、FKから早々と先制点を献上。チャンスはあったが、決定力不足に泣いた。

 反撃は後半14分。MF竹内が左サイドから中央へ。これを長谷川がドンピシャのタイミングで頭で捉えた。「清水の方がチャンスは多かった。早い段階で決めていれば」。大宮に在籍した12年8月以来、5年ぶりの2戦連発も勝利に結びつかず、笑顔はなかった。

 中3日で迎える9日のC大阪戦は正念場となる。テセの状態も不透明な上、この日警告を受けたMF六平も出場停止。現時点で約10人の故障者がおり、2種登録のユースを加えないとベンチ入り18人すらそろわない可能性もある。文字通り総力を結集し、非常事態を乗り切るしかない。(武藤 瑞基)