◆明治安田生命J1リーグ 第20節 C大阪3―1札幌(5日・金鳥スタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌が、いきなりの失点をはね返せず、C大阪に1―3で敗れた。開始26秒に先制を許し、前半だけで3失点。後半38分にMFチャナティップ(23)のパスを受けたMF菅大輝(18)がプロ初ゴールを挙げて1点を返すも、反撃はそこまでだった。前節14位に上げた順位は、1試合で残留圏ギリギリの15位に逆戻りした。

 敗戦の中、一筋見えた光明にも、誰ひとり喜びはなかった。開始26秒での失点を手始めに、前半だけで3失点。後半38分、チャナティップの初アシストから菅がプロ初得点を決めるも、1―3での黒星に、チャナティップは「勝ち試合で得点につながる働きができたのならうれしいが、結果が負けなので」と笑顔はなし。菅も「勝ち試合で点に絡みたかった」と、悔いの言葉が口をついた。

 この試合まで2引き分け8敗と、勝ちのないアウェーでの戦い。負の連鎖を断ち切りにいったが、出はなをくじかれた。首痛の中、痛み止めを打ってフル出場したDF福森晃斗(24)は「30秒以内での失点は勢い負けということ。本来なら、逆にウチがやらなきゃいけなかった」と許した先制点を猛省。J1リーグ戦初出場のGK金山隼樹(29)も「序盤は相手の勢いがあって、難しいシチュエーションになった」と漏らした。

 ロングボール1本からゴール前まで進入されて喫した首位相手の失点が、重くのしかかっての敗戦。四方田修平監督(44)は「寄せの速さで相手の方が上回っていた」と修正点を示した。前節14位に上がった順位は、また15位に下がった。敵地で味わった反省を繰り返さないことが、雪辱へ不可欠な要素となる。(砂田 秀人)