◆明治安田生命J1リーグ 第20節 柏3―1神戸(5日・日立柏サッカー場)

 イライラが収まらなかった。神戸のFWポドルスキは、2得点で衝撃デビューを飾った7月29日の大宮戦から一転して、2本のシュートはともに枠外と不発に終わった。「審判の判定が試合を左右したのが大きかった」とジャッジに腹を立て、試合後は外国人記者の質問を誤解し、まくし立てる一幕もあった。

 前半5分にMF三原のゴールでアウェーの柏戦では8年ぶりにゴールを挙げた。だが、1―1の後半22分にMF田中英が一発退場となった直後に勝ち越されて逆転負け。柏戦は9戦連続未勝利で、ネルシーニョ監督(67)は就任後、古巣に1分け5敗となった。指揮官は「日本に慣れていない。順応するまで見てあげなければ」とポドルスキをかばった。観戦した三木谷浩史会長(52)も「残念ですね」と言葉少なだった。

 ポドルスキは2試合続けて、GKを除いてフル出場した選手の中では総走行距離は最少(8・742キロ)だった。FW渡辺は「スプリントや守備をもっとやってもらわないとチームとして成り立たない」と、大物助っ人に要求していくことを明かした。(伊井 亮一)