◆阪神6―5ヤクルト(6日・京セラドーム大阪)

 阪神が今季2度目の同一カード3連勝を飾り、貯金を2ケタの10に戻した。1点を追う7回1死一、二塁から、代打・伊藤隼がバックスクリーン右へ逆転の2号3ラン。起用を的中させた金本監督も、孝行息子のひと振りを絶賛した。(以下は一問一答)

 ―最後まで気が抜けない試合だったが、同一カード3連勝。

 「初戦と2戦目に勝てて3戦目でいけそうな感じで落とす、というパターンが今年多かったんですけど。どうしてもそういうパターンを消して、3連勝したかったんでよかったです」

 ―代打起用が当たった。

 「何とかヒットを打ってくれないかと思っていたんですけど、まさか本塁打とは。しびれましたね」

 ―伊藤隼の今季の打撃は?

 「いいところでしぶとく一、二塁間を抜いてくれたりとか、本塁打も打っていますしね。いいところでいい結果を出してくれるので頼りにしています」

 ―俊介が大当たり。

 「何かあったんですかね。分かりませんけど」

 ―プロ初の4安打でした。

 「それはどうも。これで終わらないようにしてほしいですね」

 ―上本、鳥谷をスタメンから外した。

 「積極的な休養でね。前向きな休養と言いますか。上本もヘロヘロだったんで、2連休あげて、来週の試合に万全で挑んでほしいということで休ませました」

 ―救援陣が奮闘している。

 「最後、ドリスが冷や冷やさせてくれましたけど、球児も岩崎も見事に投げてくれて頼もしい限りです」

 ―来週はロードで6連戦。

 「今、いい勝ちパターンができてきていますし、打線も活発になってきてくれているんで、この調子を維持して頑張ります」

(囲み)

 ―伊藤隼は外角低めの難しい球をとらえた。

 「なにげに外の甘い球は彼のツボじゃないかと思うしね」

 ―伊藤隼ではなく、高山を起用する選択肢は?

 「僕も迷ったんですけど、片岡(打撃コーチ)がいきなり『ハヤタ』というから。片岡、神の一声です」

 ―伊藤隼は打撃が良くなったか。

 「どうですかね。去年から別に悪いイメージはない。やっぱり他の選手より振れるしね。去年はあまり結果が出なかったんですけど。一番はやっぱり振れますね」

 ―先取点をミスから取られた。

 「名古屋で3つ取れそうな試合(7月28〜30日の3連戦)をみすみす逃したのがあるから、嫌な予感が頭をよぎったけど…」

 ―先発・能見は?

 「ホームラン2発か。兆しはどうかなあ。ボール自体は走っていたように見えたけど、高めに浮いたかなという印象はある」

 ―能見は次回まで少し間隔を空ける。

 「考えた方がいいよね。飛ばせるローテーションを組めるなら、一回飛ばしてリフレッシュというのも考えていますし」