◆第52回関屋記念・G3(13日、芝1600メートル、新潟競馬場)

 サマーマイルシリーズ、第52回関屋記念・G3が8月13日、新潟競馬場の芝1600メートルで行われる。

 2走前の新潟大賞典で1番人気に推されて3着だったメートルダール(牡4歳、戸田博文厩舎)は、前走の多摩川S(1600万)を快勝。キャリア初のマイル戦で結果を出し、適性を示した。大きなストライドで、長い直線をグイグイ伸びてくるタイプ。東京、新潟は絶好の稼ぎどころで、本領発揮はこれからだろう。

 ウインガニオン(牡5歳、栗東・西園正都厩舎)は重賞初挑戦となった前走の中京記念で初タイトルを手にした。直線の最内1頭分が伸びる特異な馬場だったが、道中2番手から巧みに潜り込んで、2着に2馬身半差をつける完勝。例年、夏場に調子を上げるタイプで、昨年の新潟日報賞、今年の谷川岳Sを勝っており、新潟は得意。逃げなくても競馬ができることは、前走で証明済みだ。

 この中京記念で3着だったブラックムーン(牡5歳、栗東・西浦勝一厩舎)は、後方で構えるタイプだけに、前述の馬場に持ち味を発揮できなかったが、直線のインから伸びた脚は目立った。末脚の破壊力は、このメンバーに入っても随一で、決めて比べになれば、大きく浮上する。

 一昨年の3着馬で、昨年の覇者ヤングマンパワー(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)は、この季節と条件が滅法得意。昨年のマイルCS、今年の安田記念でとも16着とG1で大敗しているため、評価はさほど上がらないが、地力は相当に高い。

 ロードクエスト(牡4歳、美浦・小島茂之厩舎)は、2015年の新潟2歳Sで4角17番手からを差し切ったように、脚質的にこのコースはドンピシャ。近走は末脚不発のレース続きだが、2年ぶりとなる新潟のマイルで復権をもくろむ。

 昨年の富士S3着以来となるダノンプラチナ(牡5歳、美浦・国枝栄厩舎)、先行力武器のマイネルハニー(牡4歳、美浦・栗田博憲厩舎)、ヴィクトリアマイル9着ながら、末脚は悪くなかったウキヨノカゼ(牝7歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)に加え、右回り&小回りイメージのマルターズアポジー(牡5歳、美浦・堀井雅広厩舎)も東京でも勝ち星があり、ノーマークは危険。(大上 賢一郎)