◆日本ハム2―5オリックス(6日・札幌ドーム)

 日本ハムの玉井大翔投手(25)が6日のオリックス戦(札幌D)の6回から登板し、2イニングを無安打無失点に抑えた。7月下旬に中継ぎの柱だった谷元が、中日に金銭トレードで移籍。大きな穴を埋めるべく若手の台頭が必要な中、佐呂間町出身のドラ8右腕が1軍再昇格から2戦連続で無失点に抑えた。

 表情を変えることなく、淡々とアウトを積み重ねた。3点ビハインドの6回からマウンドに上がると、140キロ台のキレのある直球と多彩な変化球で2回を完全投球。3三振を奪う好投に「外(角)に直球を投げきれましたし、幅を使った投球ができた」とうなずいた。

 この投球が若手中継ぎ陣を刺激した。8回は3年目・石川直が1回1安打無失点に抑えると、9回は前日(5日)の試合で勝ち越し2ランを浴びた2年目・田中豊が3者凡退とした。これには吉井投手コーチも「玉井が先にいって抑えたので、(他の2投手も)気持ちが入ったかな」と評価した。

 チームは接戦を落とし、借金は北海道移転後ワーストを更新する29となった。現状を打破するには若手の成長が必要不可欠となるが、玉井は「チャンスをもらえるので、そこで結果を残してアピールしていきたい」と気を引き締めた。