開会式のリハーサル前にスタンドで行われた監督対談。共に日本一を経験した名将が初戦から激突する。

 吉田監督は「前橋育英は、自分が関東に来た2013年夏に優勝した強いチームという印象。中でも丸山(和都)選手はいいですね」。最速144キロのプロ注目左腕の名前を挙げ「試合の映像を見たが技術というよりその存在感でチームの色をつけているという感じ」。171センチ、72キロと上背はないが、1番打者で中堅手兼投手という高い能力に警戒を強めた。前橋育英の荒井監督も「おっしゃる通り、彼が投打にカギを握る存在です」と苦笑い。和やかな雰囲気の中、緊張感をにじませた。

 2年連続の出場、複数の投手陣とチーム編成が似ているだけに、試合展開は「投手を中心に1点を争う形になる」と指揮官は口をそろえた。左腕吉松・右腕石井で守り勝つ山梨学院か、丸山と右腕・皆川喬涼(いずれも3年)を擁する前橋育英が逃げ切るか。投手継投も含め、名将の采配にも注目が集まる。