第99回全国高校野球選手権(甲子園)は台風5号の接近により、開幕が8日に順延された。石川代表・日本航空石川の初戦も1日延びた。6日、開会式リハーサルと監督対談に臨んだ。日本航空石川の4番・上田優弥左翼手(2年)は、今大会NO1左腕との呼び声が高い木更津総合のエース・山下輝(3年)の攻略へ自信を見せた。

 日本航空石川の主砲・上田が、春夏の石川大会でサヨナラ打を放った勝負強さを聖地でも再現する。木更津総合・山下は187センチの長身から最速149キロの直球を投げ下ろす好投手。185センチ、97キロの上田は「ワンチャンスをものにすることが大事。上から投げ下ろしてくる真っすぐを捉えたい」と勝負の鍵を挙げた。

 夏の石川大会では打率2割2分7厘と本調子ではなかったが、準決勝・星稜戦で延長11回にサヨナラ打を放って勝負を決めた。春の準々決勝・金沢工戦でも9回にサヨナラ2ラン。「チャンスで『回ってきたら決めてやる』と思っているし、打席では平常心でリラックスできている」と勝負所で絶対の自信を持っている。

 6日は甲子園で開会式リハーサルに臨んだ後、大阪・交野市で練習予定だったが、開始直後に豪雨となり中止に。しかし5日からマシンを約150キロに設定して打撃練習をするなど速球対策に取り組んでおり、「スピードにはかなり慣れている。これからしっかりスイングを固めていきたい」と大会NO1左腕対策を練り上げていく。(勝田 成紀)