スキージャンプ女子で16―17年W杯年間女王の高梨沙羅(20)=クラレ=が6日、サマーグランプリ出場のため、羽田空港を出発した。フランスとチェコで3大会に出場する。国内では7月29日から4大会に出場して2勝したが「日本の試合ではたくさん課題が出てきた。そこをクリアにして、自分の幅を広げたい」と狙いを語った。

 来年2月の平昌五輪に向け、細部にもこだわる。昨季の戦いを通じ「各国の道具に対しての考え方がすごいなと感じた。ギリギリを攻めていく努力が自分に足りないものだと思った」。今季はスキー板、ジャンプスーツ、ブーツなど、ルールの範囲内で工夫する考えだ。既に新たなブーツも発注。「技術や精神面だけでなく、そこを考えることで、また一つ上達する。やるべきことは全てやりたい」と本番まで最善の形を探る。