◆プロテニス シティ・オープン第6日▽男子シングルス準決勝 A・ズベレフ(6―3、6―4)錦織(5日・米ワシントン)

 男子シングルス準決勝は第2シードで世界ランク9位の錦織圭(27)=日清食品=が、8位のアレクサンダー・ズベレフ(20)=ドイツ=に64分で完敗。次世代NO1候補に圧倒され、1度もブレイクチャンスを作れなかった。次戦は7日開幕のロジャーズ杯(カナダ・モントリオール)に出場する。女子ダブルス決勝は青山修子(近藤乳業)、レナタ・ボラコバ(チェコ)組が制した。

 プロ10年目の錦織が20歳の成長株に完敗した。「彼のプレーがすごすぎた」と素直に認めた。198センチの長い手足から放たれるサーブは「角度もコースも良かった」とお手上げ状態。得意のリターンゲームで47ポイント中7ポイントに終わり、ブレイクのきっかけもない。今季初優勝は今回も遠かった。

 A・ズベレフは5月にイタリア国際(5月)で優勝し、錦織より先に4大大会に次ぐ格のマスターズ大会のタイトルを得た。今季すでに3勝で、ランクも8位と好調。今後、対戦が増えることが予想されるが、攻略法についても「隙はないし、集中した時にミスもしない。すごく強かったので難しい」と前向きな言葉は出てこなかった。

 全米オープン(28日開幕)まで前哨戦は残り2つ。得意のコートで浮上のきっかけをつかみ、本番に向かいたい。