第99回全国高校野球選手権は、台風5号の接近により、開幕が8日に順延された。昨夏準優勝の北海(南北海道)は7日、奈良県内で2時間の練習。北海の2番打者・布施太聖遊撃手(3年)は右足を上げて素振りを繰り返し、打撃フォームを入念にチェックした。

 壁に向かって振り続けた。打撃練習の待ち時間中、右打ちの北海・布施は立島達直コーチ(27)のアドバイスを参考に、左足だけでバットを振り切る“逆一本足打法”で約10スイング振り込んだ。「両足の幅が広がりすぎていた。狭い方が打球に力が伝わる。少しは感覚を戻せたかな」と汗を拭った。

 6日夜には、初戦の相手・神戸国際大付(兵庫)のエース右腕で、地方大会37イニング1失点の岡野佑大投手(3年)の映像を確認。「スライダーがいい。追い込まれるまでは甘い直球を狙いたい」と決戦のイメージも整った。

 台風による順延で、初戦までの調整期間が1日増えた。「関西に来てから、フォロースルーのバランスが悪くなっていた」と布施。“恵みの雨”を復調のきっかけにする。