◆サントリー ドリームマッチ2017 ザ・プレミアム・モルツ球団5―4ドリーム・ヒーローズ(7日・東京ドーム)

 5回に5−4と逆転したプレミアム・モルツ球団は終盤の8回にベテラン代打攻勢で盛り上げた。先頭は代打の切り札・川藤幸三(68)。酒しぶき風の演出で沸かせたが、ドリーム・ヒーローズの8番手・池谷公二郎(65)に二ゴロに仕留められ、二塁手から遊撃手にボール回しされた上で一塁送球で遊ばれた。

 続いて山本浩二監督(70)が「代打オレ」で打席に立ったが、左飛に倒れた。そして、最年長の“元祖3000本安打”張本勲GM(77)が左打席に立つと、4万2336人から大歓声が巻き起こった。ヒーローズ9番手の斉藤明雄(62)の4球目を往年の打撃フォームで右前にはじき返してみせた。右翼手から戻ってきた77歳安打の記念球を斉藤から渡されると、ミスター・ハリーは、惜しげもなくスタンドに投げ込んだ。

 GMとして仕切った試合を5−4で制したが、お立ち台は山本監督に譲った。山本監督は「張本さんは素晴らしいですよ。こんどの日曜日(TBS系『サンデーモーニング』で)、『あっぱれ』って自分で言いますよ」と言って笑わせると、張本GMは帽子を取ってファンにアピールした。

 MVPは侍ジャパンの監督に就任したばかりの稲葉篤紀(45)が受賞。5回の一塁強襲同点打、6回のワンポイント登板と投打に活躍した稲葉は「(モルツ球団は)一体感があった。私自身も1年に1回ですので楽しみにしています」とコメントした。