ヤクルトのドラフト3位右腕・梅野雄吾投手(18)=九州産高=が9日のDeNA戦(神宮)でプロ初登板初先発。今季、セの高卒新人で最速デビューを果たす。7日は1軍に初合流し、神宮外苑で投手練習に参加した。ドラフト制後、高卒新人では球団史上初の初登板初勝利を狙う。「緊張もしますし、楽しみにもしています。全て出し切って、投げるからには勝ちたいです」と意気込んだ。

 チャンスが巡ってきた。8日のDeNA戦(神宮)に先発予定だった原樹が右背部の張りのため6日に登録抹消。代役として2軍で11試合に登板し、防御率3.73と安定感を示してきた新人が抜てきされた。先発を告げられたのは5日。高津2軍監督から「お前らしい投球をしてこい!」と言われ、「心臓がバクバクしました」と興奮に包まれた。

 最大の武器は最速154キロの直球。日本の主砲・筒香との対戦も見込まれるが「どこまで通じるか。自分の全力を出していきたいです」と誓った。入団会見で逆立ちを披露した強心臓ルーキーが、新風を吹き込む。(中村 晃大)

 ◆梅野 雄吾(うめの・ゆうご)1999年1月13日、福岡・北九州市生まれ。18歳。小学5年生から野球を始め、中学では「佐賀フィールドナイン」で主に内野手としてプレー。引退後の3年冬から投手に本格転向。九州産高(福岡)では2年秋の県大会準決勝、福岡大大濠戦でノーヒットノーランを達成。16年ドラフト3位でヤクルト入団。175センチ、84キロ。右投右打。年俸580万円。