磐田MF荒木大吾(23)が9日の仙台戦(ユアスタ)出場へ闘志を燃やした。8日は、宮城県内で約1時間の調整。名波浩監督(44)の前で体のキレや力強いシュートを見せてアピールした。G大阪戦(6・4)以来2か月ぶりの出場し、2戦ぶりの勝利に貢献する。

 充実感に満ちていた。雨が強まる中、シュートを打つ場面では持ち前のキック力を見せつけた。遠征帯同はベンチ入りした浦和戦(6・18)が最後。「なかなか出られていなかったけど、結果を残したい」と意気込む。指揮官もキックの強さを高く評価している。ときに厳しく指導することもあるが、期待の裏返しでもある。

 出場したい理由がある。仙台の福永泰コーチ(44)は元青学大監督。同大出身の荒木は福永コーチの元で、練習を積み重ねプロ入りの扉を開いた。「磐田に入ってから会うときはいつもスタジアムの中。今度はピッチで成長した姿を見せられれば」と話す。23歳の若武者が杜の都で恩返しする。

      (山田 豊)