◆第22回エルムS・G3(13日・ダート1700メートル、札幌競馬場)

 15年4月のアンタレスS以来、13戦で勝ち星がないクリノスターオーがあえて“ゆとり調整”でエルムSに臨む。「今回は栗東で仕上げて、しかもあまり厳しく攻めずに臨みます。いつも攻めすぎて、苦しがっていた部分があるかと」と鵜木助手は明かした。

 この中間、栗東の坂路で速い追い切りは3本だけで、最速が3日の52秒7。自己ベストが50秒7だけに、いかにソフトな調整かが分かる。「角馬場や坂路で、量は乗っているから大丈夫です。調教で止まるような面を出さず、雰囲気はいい。3日が実質の追い切りで、向こう(北海道)ではやりません」と同助手は強調した。

 6日に函館競馬場入り。気配は上々だ。この連敗中、重賞2着は5度。エルムSは〈2〉〈4〉〈2〉着と好相性だけに、ここで結果を出したい。「落ち着いています。当週に追い切らないパターンが、実戦で走る気につながれば」と森田助手。逆転の発想で2年4か月ぶりの勝利をつかむか。(宮崎 尚行)