9日に20歳の誕生日を迎える藤田菜七子騎手=美浦・根本厩舎=が8日、船橋競馬場で10代最後のレースに騎乗した。3鞍に騎乗して〈5〉〈12〉〈10〉着。5日の新潟から7日の盛岡まで3日間連続で勝ち星を挙げていたが、この日は未勝利に終わった。「(4日連続勝利は)意識していませんでしたが、勝つことができなくて悔しいです」と笑顔はなく、厳しい表情を見せた。

 藤田はJRAでは16年ぶり7人目となる女性騎手として、昨年3月にデビュー。10代では中央で13勝、地方で11勝をマーク。ティーンエージャーとして最後の騎乗を終えて、9日からは晴れて大人の仲間入りする。「(競馬学校を)卒業してから忙しかったですが、充実もしていました」と振り返りながら「20歳になっても、しっかり乗っていきたいし、頑張りたいです」と力を込めた。ひと回り大きくなって手綱さばきを見せるつもりだ。(春木 宏夫)