J1ベガルタ仙台は、9日のホーム・磐田戦(午後7時、ユアスタ)で、7試合ぶりの勝利を目指す。試合前には歌手の松崎しげる(67)が復興ライブを実施。2015年から松崎がユアスタで熱唱した試合は3戦全勝。4月12日のルヴァン杯ホーム・磐田戦で公式戦初得点を挙げた2年目MF佐々木匠(19)は、“勝利のメモリー”に乗って、今日の試合でも“再現”し、リーグ戦初ゴールを狙う。

 6戦勝ちなし(2引き分け4敗)で13位と苦しむ仙台にとって、“最強助っ人”がやって来る。代表曲「愛のメモリー」でおなじみの松崎が、ユアスタでライブを行った試合は、15年8月12日の松本戦(3〇1)、昨年3月12日の鹿島戦(1〇0)、同8月13日の柏戦(4〇2)と3戦全勝。エネルギッシュな歌声で、特に夏の仙台にパワーを送り、今年で3年目となる。

 iPhoneに「愛の―」をダウンロードして聴いているという渡辺晋監督(43)は、「松崎さんが来て下されば勝つというのは知っている」と笑顔。「あやかりましょう!」と、大きな期待を寄せた。

 強力な後押しを受け、佐々木は“初ゴールのメモリー”でリーグ戦1号を目指す。「(4月のプロ初得点と)同じ磐田戦で決められれば、相性がいいということだし、評価も上げられる。4月から確実に成長した」と、闘志を燃やした。チームを2―0の勝利に導いた4月と同じユアスタで、水曜日の午後7時開始と、“再現”の舞台は整っている。

 この日は仙台市内で行われた紅白戦で、主力組のシャドー(下がり目のFW)を務め、果敢にゴールに迫った。2試合ぶりの先発が濃厚な磐田戦で勝利に貢献し、サポーターと、かぎりない喜びを分かち合う。(竹内 竜也)