◆楽天6―5日本ハム(9日・コボパーク宮城)

 楽天の久保裕也投手(37)が、絶体絶命のピンチを2者連続三振で抑えて、チームを勝利に導いた。

 2点リードの7回に3番手でマウンドに上がったのは菊池。だが、大谷に中前適時打を浴びるなど1点差に迫られ、なおも1死二、三塁としたところで久保にバトンタッチした。一打逆転の大ピンチ。場合によっては外野フライや内野安打でも同点に追いつかれる場面だったが田中賢、ドレイク2者連続空振り三振で抑えた。

 ドレイクを2―2と追い込んでからは満員となった球場内からは大きな歓声も自然と巻き起こった。大声援を力に変えたテスト入団の苦労人は三振を取って珍しくガッツポーズも決め「鳥肌が立った。ぐだぐだしていないでこの1球で決めようと思った」と感慨深そうに話した。

 試合後にはお立ち台に上がってヒーローインタビューも受けた久保。チームの勝利に貢献し「開き直って、ここで打たれても菊池が悪いという気持ちで投げました(笑い)。本当に無我夢中だった。あんなに三振を取るピッチャーじゃないけど、ピッチングスタイルを変えて三振を取りに来ました」とうなずいていた。