◆明治安田生命J1リーグ 第21節 甲府0―1浦和(9日・山梨中銀スタジアム)

 浦和はアウェーで甲府に1―0で勝利した。前半19分、MF柏木陽介(29)がMFラファエル・シルバ(25)とのパス交換から左足でループシュートを放ち、2試合連続得点で先制。後半は甲府に押し込まれる時間帯もあったが、15試合ぶりの無失点で4試合ぶりの勝利をもぎ取った。先月30日にミハイロ・ペトロヴィッチ前監督(59)が解任され、堀孝史新監督(49)がコーチから昇格。堀体制としては2試合目の初白星となった。

 堀監督は「久しぶりの無失点で勝てて、本当にゴール前で選手は体を張ってくれた。言っていた通りの展開で、素晴らしい選手だと思う。難しい戦いが続くかもしれませんが、少しずつ、いいものが出せるようにしていきたい」と話した。

 柏木は「自分でもいいゴールだったと思う。時間を止められた。サッカーで1番気持ちのいい瞬間。それが出来て勝てて良かった。ただ、チームとしては課題が出たし(引き分けた5日の)大宮戦より反省点は多かった」と振り返った。

 また、ドイツ2部インゴルシュタットに移籍するMF関根貴大(22)にとっても、渡独前日の浦和ラストマッチ。先発し後半38分までプレー。試合後はアウェーまで駆けつけた約3500人のサポーターに拡声機であいさつ。「皆さん、今日も熱い応援ありがとうございました。僕はこのクラブで10年、とてつもなく大きなものを教わってきました。日本一のサポーターの前で、埼スタのピッチで走って、戦って、自分にとって大きな財産になりました。最後までチームメートの足を引っ張り、迷惑をかけてしまいました。このチームを勝たせる男にはなれませんでしたけど、あっちに行き、浦和のプライドを持って戦って、またこのクラブで成長した姿を見せられたらいいと思います。本当にありがとうございました。これから頑張ってきます。行ってきます」。号泣しながら頭を下げた。