◆明治安田生命J1リーグ 第21節 仙台0―0磐田(9日・ユアテックスタジアム)

 ベガルタ仙台は、ホームで磐田と0―0で引き分けた。連敗を免れ、勝ち点を1積み上げたが、7戦勝ちなし(3引き分け4敗)で順位は13位のまま。それでも、3バックの左で3試合ぶりの先発となったDF増嶋竜也(32)が奮闘。チームは7試合ぶりの無失点と、堅守を見せた。

 磐田得意のカウンター攻撃に対し、体を張った。増嶋は「1人が抜かれたら崩されてしまう場面で、抜かれても他の選手がカバーするなど、いい距離感で守れていた。手堅い試合を心掛けて(無失点という)結果が出たのは一歩前進かな」と、手応えを口にした。

 攻撃でも、セットプレーで積極的に相手ゴール前に上がり、前後半で1本ずつヘディングシュートを放った。7日に元女子バドミントン日本代表ペア“オグシオ”の潮田玲子夫人(33)が第2子の長女を出産。「いつも以上に集中していた。子供が生まれて一発目の試合で、できれば勝ちたかった」と唇をかんだが、闘志あふれるプレーにサポーターから大きな拍手が起こった。

 次戦は13日のホーム・広島戦。増嶋は「チャンスは作れている。ゴールネットを揺らせるように、一人一人が練習から意識していく」と、8戦ぶりの勝利を見据えた。(竹内 竜也)