◆ヤクルト2―7DeNA(9日・神宮)

 恐怖の6番打者が帰ってきた。2回1死一塁で、戸柱が2ボールからの3球目、梅野の甘いカットボールを低い弾道で右翼席に突き刺した。2試合連続となる決勝の8号2ランだ。「バッティングカウントに持っていけたのがよかった。あんな打球、打ったことないですよ」とおどける一打で、チームの連敗を3で止めた。

 今季は捕手らしく配球を読み、好機で快音を連発。68試合を消化した6月24日の時点で40打点をマークしたが、その後は相手バッテリーに研究され、約1か月も打点がなかった。筒香やロペスに中軸打者の心構えを聞くことで徐々に復調。「大事なところで1本打てればいい」と割り切り、最近の出場10試合で7打点を挙げている。

 守備でも、初回に山崎の二盗を阻止するなど、流れを作った。チームは100試合を終え貯金4をキープ。「ここまで来たら、落としていい試合なんてない」と戸柱。2位浮上、19年ぶりの優勝へ向け、攻守で勝利に貢献していく。(片岡 泰彦)