◆世界陸上 第6日(9日・英ロンドン)

 食中毒のため棄権を余儀なくされたI・マクワラ(ボツワナ)が、救済レースとなる男子200メートル予選に出場し、20秒20(追い風1・4メートル)で9日午後8時55分(日本時間10日午前4時55分)開始の準決勝に進んだ。

 食中毒問題への救済措置として行われた同レースはマクワラ1人だけが出場し、予選で割り当てられていた第7レーンを走行。タイム順での予選最低通過ライン(20秒54)を上回る20秒53以上を出せば、準決勝に進出できるルールだった。マクワラはゴール後に腕立て伏せを5回行い、食中毒からの回復ぶりをアピール。会場から大きな喝采を浴びた。

 マクワラは200メートルで今季19秒77をマークしている有力V候補の1人。今大会の公式ホテル滞在中に感染性胃腸炎と診断され、英国の規定で診断を受けた7日から48時間隔離されることが決定。8日の男子400メートル決勝も棄権していた。ボツワナ選手団が滞在している公式ホテルでは、他にも約30人が同様に胃腸炎の症状を訴えている。今回の救済策はボツワナ陸連の要請を受けたものだった。