◆第99回全国高校野球選手権第3日 ▽1回戦 聖心ウルスラ学園5―2早稲田佐賀(10日・甲子園)

 九州勢同士の対戦は、聖心ウルスラ学園が早稲田佐賀の反撃を振り切って、悲願の初勝利を挙げた。2回に1死二、三塁から上村のスクイズで先制すると、4回には6番・柳田から下位打線の4連打で一挙4点を挙げて突き放した。投げてはエース右腕・戸郷が7回に4連打を浴びて2点を失ったが、毎回の11三振を奪う力投で完投した。

 聖心ウルスラ学園の初勝利は、校名にカタカナを含む高校(霞ケ浦、篠ノ井などのケやノは除く)としての甲子園初勝利にもなった。これまで1965年春にコザ(沖縄)、2005年夏に聖心ウルスラ学園(宮崎)、そして昨夏にクラーク記念国際(北北海道)が出場しているが、いずれも初戦で敗れていた。甲子園の歴史に新たな1ページを刻む勝利に小田原斉監督(43)は「1勝するのは難しいが、選手が苦しい戦いの中で頑張ってくれて、本当によかった。大きな1勝になりました」と話していた。