◆オリックス―西武(10日・京セラドーム大阪)

 松井一郎大阪府知事(53)が、特別始球式に登場した。まずはマウンドに上がり、マイクを手に「1億2000万人のオリックスファンの皆様、大阪880万人を代表して激励にきました」とあいさつ。そして打席にT―岡田を迎え、ダイナミックなフォームから投じた球は、やや高いながらも捕手・伊藤のミットに収まった。練習はしてこなかったというが、見事なノーバウンド投球に「胸元にいこうと思ったら外れすぎた。届いて良かった。激励の気持ちが選手に伝われば」と振り返った。

 松井知事は京セラDで行われた開幕戦に続いて、今季2度目の始球式登板。そのときは「御堂筋パレードをしたいとか、関西のチームで日本シリーズをしたいとか、去年は期待を言い過ぎました。今年は謙虚に見守ります」と遠慮気味に話していた。

 開幕当初は首位を争っていたオリックスは、現在3位の西武にも大きく離される4位。この日、チームの現状について改めて聞かれると「御堂筋(パレードの日)空けてんのよ…。せめてクライマックス。信じて待つだけですね。やっぱそうしないと盛り上がらへんから」と地元大阪のためにも逆転劇を見せてほしいと、祈るように語った。