4月にプロを引退し、東京五輪出場を目指している主要4団体の元世界ミニマム級王者・高山勝成(34)=名古屋産大=が10日、大阪・堺市内の病院で、プロの世界戦で負傷していた左まぶたの手術を受け、無事に成功した。「アマチュア登録を支える会」を通じて「無事成功して安心している。今回の手術も含め、五輪挑戦に向け、できる限りの準備をしていきたい。引き続きベストを尽くしていく」とコメントを発表。自国開催の五輪出場を見すえて万全を期した。

 国内アマを統括する日本ボクシング連盟(山根明会長)は現在、プロ経験者のアマ選手登録を認めておらず、高山側が署名活動などで改革を訴えている。

 一方、世界では国際ボクシング協会(AIBA)が昨年6月、プロ選手の五輪出場を解禁。他国はリオ五輪にプロを派遣し、村田諒太(帝拳)のライバルで知られるWBA世界ミドル級王者のアッサン・エンダム(フランス)も出身国カメルーン代表でライトヘビー級に出場した(初戦敗退)。