◆世界陸上 第6日(9日・英ロンドン)

 【ロンドン9日=細野友司】男子200メートル準決勝で、15年世界ユース2冠のサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=が20秒43(向かい風0・3メートル)の2組2着で10日(日本時間11日午前5時52分)の決勝に進んだ。

 サニブラウンは昨年6月、左太もも肉離れでリオ五輪出場を断たれた。リハビリ期間に励ましてくれたのが、親交のあるサッカー日本代表MF香川真司(ドルトムント)だ。今大会に向け、浦和との親善試合(7月)のため来日した香川から「ハキームへ お互い世界でがんばろう!」と背中に書いた23番のサイン入りユニホームを贈られた。自身はオランダで調整中で会えなかったため「お礼がまだ直接言えていなかった。(決勝進出して)いい報告になった」と笑顔を見せた。

 父の母国・ガーナはサッカーが盛ん。サニブラウンも小学4年で陸上を始めるまではサッカーに打ち込んでいた。18年ロシアW杯に向けてドイツで活躍する香川と、20年東京五輪へ米フロリダ大でキャリアを積むサニブラウン。競技は違えど今後も刺激し合っていく。