◆テニス ロジャーズ杯第3日 ▽男子シングルス2回戦モンフィス2(6―7、7―5、7―6)1錦織(9日、カナダ・モントリオール)

 男子シングルス2回戦で世界ランク9位の錦織圭(27)=日清食品=は同22位のガエル・モンフィス(30)=フランス=に敗れた。第2セットを5―2から逆転され最終セットに突入。タイブレイクで6―2とリードしながら6連続でポイントを失った。昨年準優勝した相性のいい大会は、全米オープン(28日開幕)へ復調の糸口をつかめないまま終わった。

 錦織が悪夢の逆転負けを喫した。両膝にテーピングを巻き動きの重い相手に、第2セットで5―2と勝利は目前だった。しかし5ゲームを連取されて最終セットに突入すると、先にブレイクして5―3とした直後に奪い返された。「打ち急いでミスをしたりして、大事なポイントでのプレーが悪かった。そこに尽きる」。1年前のリオ五輪準々決勝で対戦し、3度のマッチポイントをしのいだのとは全く逆の結末になった。

 優勝できていない今季を象徴するように、勝負どころでの弱さを露呈。全米オープンまで残る前哨戦は13日開幕のウェスタン・アンド・サザン・オープンだけになった。「先週からの疲れはない。テニスは良くなっている」と話したが、原因を見つけ出せない限り4大大会初制覇は近付いてこない。