◆第99回全国高等学校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 広陵10─6中京大中京(11日・甲子園)

 悲願の夏初制覇を目指す広陵が、16安打10得点で中京大中京に逆転勝利し初戦を突破した。10−3で迎えた9回に、中京大中京に3点を奪われ、4点差とされるも振り切った。

 0−2と中京大中京のリードで迎えた6回。広陵のこの回先頭、3番・中村の右ソロで1点を返すと、4番・加川、5番・高田誠、6番・大橋が続き2点を奪い一気に逆転。7回にも、前の回から代打で出場している佐藤の中越え2ランなどで3点追加。さらに8回、1番・高田桐の適時打、佐藤の中犠飛、中村のこの試合2発目となる2ランで4点を奪った。

 その裏の中京大中京の攻撃。1死一、二塁から9番・浦野の右前適時打で1点を返した。

 3−10で迎えた中京大中京の9回の攻撃。1死走者なしから4番・鵜飼、5番・諸橋の連打で1点を返すと、6番・谷岡のボールデッド、7番・鈴村の四球で1死満塁。8番・関野は空振り三振に倒れるも、浦野が押し出しを選び5点差。さらに、1番・伊藤康が右前適時打を放ち4点差。しかし、2番・谷中が二ゴロに打ち取られ試合が終了した。

 広陵・中村奨成捕手「右方向のホームランは初めてです。相手は強くて、最後まで気が抜けませんでした」

 広陵・中井哲之監督「(中村は)本来、左にしかホームランを打たないのによく打ってくれました。あそこ(右方向)に2本打つとは。夢の舞台で強豪校と戦えて楽しみです。全力で頑張ります」