◆第99回全国高校野球選手権大会 ▽1回戦 広陵10―6中京大中京(11日・甲子園)

 広陵(広島)の「巨人・小林2世」こと中村奨成捕手(3年)が、初の甲子園で2本塁打を放ち快勝発進に貢献した。

 逆転への口火を切った。2点を追う6回1死。登板直後の中京大中京のエース右腕・香村篤史(3年)の外角高め直球を、逆方向の右中間最深部へソロアーチ。

 更に6点リードの8回2死一塁からは、右翼ポール際へダメ押しの2ラン。広島大会準決勝から3戦連発で、高校通算本塁打を39とした。

 4安打3打点と大舞台で勝負強さを発揮した中村は「(1本目について)初めて右方向に入った。流れを引き寄せるつもりで、強い気持ちでいった。今まで打ったホームランの中で、一番気持ち良かった」と笑顔で振り返った。

 強肩強打の捕手としてドラフト候補に挙げられる中村は、広陵出身の巨人・小林誠司捕手(28)の「2世」と呼ばれている。