女子ボクシング 初代王座決定トーナメント ミニフライ級(47・6キロ以下)○小村楓香=グリーンツダ=(判定)●一村更紗=堺東ミツキ=

 新設された女子日本タイトルの初代王座決定トーナメントのミニフライ級(47・6キロ以下)準決勝1試合が11日、大阪・枚方市総合体育館で行われた。2度の留年を経験する“ビリギャル女子高生ボクサー”同級5位の小村楓香(20)=グリーンツダ=が、同級6位の一村更紗(21)=堺東ミツキ=に3―0の判定勝ち。年内に東京・後楽園ホールで行われる決勝(王座決定戦)で、同級1位の矢吹純(26)=協栄=とぶつかる。

 小村は1回、ワンツーの右ストレートで一村のアゴをとらえてダウンを奪う。2回にも右ストレートで大きくのけ反らせて圧勝ムード。だが3回以降、パンチをまとめ切れず、逆に被弾する場面も。勝者となったが「空振りが多すぎた。脇を締めて打つ練習をしてきたのに」とKO勝ちを逃して涙も。王座決定戦へ向け「今のままじゃ100%勝てない。徹底的に練習して万全で挑む」と涙を拭いた。

 小村は大阪府立門真西高で2度留年して現在3年生。「高校生の間に王者になる」と目標を掲げる。通算成績は小村が5勝(2KO)、一村が3勝6敗1分け。

 また、この日の興行は枚方市で行われた初のプロボクシング興行。プロモーターを務めた同市出身のグリーンツダ・本石昌也会長(41)は「小村には必ずタイトルを取らせる」とチャンプ輩出に燃えている。