◆新日本プロレス「G1クライマックス27」 ▽Aブロック公式戦 ○バッドラック・ファレ=12点=(11分56秒 バッドラックフォール→体固め)永田裕志=2点=●(11日、東京・両国国技館)

 今大会が最後の「G1」と宣言していた永田裕志(49)が公式戦最終戦で撃沈した。バッドラック・ファレ(35)のバッドラックフォールに力尽き「最後のG1クライマックス公式戦終わりました。本当にありがとうございました」と頭を下げた。

 19回連続出場。2001年には優勝したG1だったが、最後の公式戦は1勝8敗の勝ち点2で終わった。「完全制覇、完全燃焼を目指していたんですが、現実は厳しかった」と流れ落ちる汗をぬぐうことなく悔しさをかみしめた。

 入場、試合後には満員の館内から大きな永田コールがわき起こった。試合後のリング上で感極まる表情を浮かべ「久しぶりの永田コール…嬉しかった。あれを見てビックリした。ちょっとやばかった。平常心で向かうつもりがファンの温かさにやられました」と感謝した。

 G1は卒業するが、「1勝8敗なんて初出場でもこんなのなかった」と悔しさをあらわにした。屈辱は新たなスタートとなったようで「正面からぶつかって誰一人として、すかすことなく叩きつぶしてくれた。このお返しはします。今の世代、新日本プロレスにお返ししますよ」と雪辱を宣言し最後に「19年間、ありがとうございました」と頭を下げた。その姿に報道陣から健闘をたたえるように、まばらな拍手が起こると「そこ、もっと拍手でしょ」と笑って催促していた。