◆広島2―9巨人(11日・マツダスタジアム)

 巨人は先発・田口が首位・広島相手に9回8安打2失点の完投で10勝目を挙げた。高卒左腕で2年連続2ケタ勝利は、76〜79年に4年連続をマークした新浦以来。試合は4回に2点の先制を許したが、5回に2000安打まで「M2」となる阿部の3点適時二塁打などで一挙6点を挙げて逆転。6回にも3点を加え、計15安打9得点で逃げ切った。

 試合後、田口はヒーローインタビューで「先制されて苦しかったけれど、頼もしい先輩方が打ってくれて、なんとか自分も2点に抑えられて良かったです」と被弾直後に大量点を挙げた打線に感謝した。

 この日は127球での完投に「ヘトヘトですね」と苦笑い。「先制点を与えてしまったところは反省点ですけれど、それ以降は点を取られなかったのはそこは良かった」と振り返った。

 この日は、前代未聞のアクシデントから始まった。当初は18時開始と予定されていたが、巨人側のユニホーム類を乗せた運搬車が渋滞に巻き込まれた模様で、球場への到着が遅れた。そのため、試合開始を30分遅らせることになった。練習用のユニホーム類は事前に届いていたため、通常通り練習。だが試合用が届かず、プレーボールを遅延することになった。先発投手だった田口は、待ち時間の間、キャッチボールなどで調整を続けた。

 この日の勝ちで2年連続2ケタ勝利となった。「1勝勝つことが大変と日々実感しているので、今日は決めたいと思っていたので決められて良かった」出身地・広島での記念となる白星を喜んでいた。