左アキレスけん痛で戦列を離れていたJ1北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(28)が、13日の甲府戦(札幌ド)で3試合ぶりに先発することが11日、濃厚となった。札幌・宮の沢での練習をフルメニュー消化し、復帰が見えた主将は「自分が出る時は貢献したいので。90分、集中してやりたい」と気持ちを高ぶらせた。

 1日の練習中、同箇所に痛みを訴え、別メニューとなった。7日に合流し、9日の横浜M戦にも出場可能な状態だったが、前日の練習後に四方田監督らと話し合った末、時を待った。「出たい気持ちはあったが、それでまた離れては、チームに迷惑がかかるので」。J1残留の目標達成へ、自身の我は押し殺し、1試合先延ばしにした。満を持して迎える戦いへ、宮沢は「まずは先制されないことが大事。常にリスク管理しながらやりたい」と注意点を口にした。ボランチとして攻守両面で存在感を示し、自身が欠場中の2試合でともに許した先取点は絶対に渡さない。

 順位こそ札幌より1つ上の14位だが、勝ち点19で並ぶ甲府との直接対決。宮沢は「絶対に勝ちたい試合だから」と表情を引き締めたよう、この一戦の重要度は理解している。残留争いのライバルから、連敗を2で止める復帰戦白星を奪い取り、立場を優位に変える。(砂田 秀人)