◆第99回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 大阪桐蔭8―1米子松蔭(11日・甲子園)

 史上初の2度目の春夏連覇へ、センバツ王者・大阪桐蔭が好発進した。チームを初戦突破に導いたのは背番号1の徳山だ。最速144キロの直球とスライダーを操り、7回を2安打1失点、8奪三振。「初戦なので丁寧にいくことを心がけた。良いリズムで投げられたと思う」と胸を張った。

 試合後の西谷浩一監督(47)は徳山がこの日の朝、監督のもとを訪れ「エースとして責任を持って投げたい」と登板を志願したことを明かした。期待に応える好投に、「エースの自覚を感じた。しっかりゲームを作ってくれた」と満足げに振り返った。

 球場には12年に春夏連覇を達成した時のエース・藤浪晋太郎(現阪神)が観戦。徳山はそのことを知らなかったが「先輩方にも応援してもらっている。一戦一戦しっかり戦っていきたい」と先輩に続く偉業達成を誓った。次戦は智弁和歌山との近畿勢対決。春の近畿大会では徳山が3失点完投し、6―3で勝利した。「イメージはつかめています」と自信を見せた。(種村 亮)