◆広島2―9巨人(11日・マツダスタジアム)

 前代未聞の珍事件が起こった。11日の広島・巨人戦(マツダ)は、巨人の試合用アンダーシャツなどを運ぶ車両の到着が遅れ、30分遅れの午後6時半から試合が行われた。

 荷物を積んだ車両は10日のナイター・阪神戦後に東京Dを出発。お盆休みの交通渋滞などに巻き込まれた模様だ。別車両に載せた練習着やバットなどの用具は間に合ったため、試合前練習は通常どおり行われた。

 午後5時49分、試合開始が遅れるアナウンスがあり、場内からはどよめきが起こった。同52分に車両が到着。トレーニングコーチやチームスタッフが急いで荷物をさばいた。過去、野球用具の到着遅れで試合開始が遅れた例などはあるが、ユニホーム類が原因のケースは見当たらない。

 ◆過去に起きた似たようなトラブル

 ◇1967年10月9日サンケイ・中日戦(横浜平和) 試合球が届かず試合開始が37分遅れた。

 ◇1973年4月27日中日・巨人戦(中日) 巨人ナインは、国鉄のストライキで東京からバス移動。交通渋滞に巻き込まれ試合開始が1時間6分遅れた。

 ◇1979年7月13日日本ハム・南海戦(後楽園) 大阪から南海の用具を乗せたトラックが東名高速日本坂トンネルの火災の影響で球場に来られず試合中止。