第1回BFA女子野球アジア杯(9月2日、香港で開幕)に向け高知・室戸で行われている侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」合宿で、元ハンドボール日本代表の小野あゆみ(17)が室戸高校との強化試合に登板。侍ジャパンユニホーム姿での初マウンドに「目指してきたものだったので、うれしかった」と語った。

 中学時代にハンドボール部に所属し、U16日本代表に選出された逸材。東京五輪に向け期待されていたが、「マドンナジャパンで世界一を目指したい」と、女子硬式野球の強豪・埼玉栄に進学。野球でも実力を発揮し今回、U18メンバーで編成された「マドンナジャパン」メンバー20人に投手兼内野手として選ばれた。7月の1次合宿でも登板したが侍ユニホームが間に合っていなかったため、今回の合宿が“侍デビュー”となった。

 投球内容は2死から失策を足がかりに連打を浴び、1回1失点。「調子は悪かったですが、気持ちは盛り上がりました。代表の責任も感じたし、(今度)投げるからには抑えたい」と、振り返った小野。橘田恵監督(34)は、「ストレートも走っている」と、ワンポイントでの登板を示唆しており、野球でのアジア一、そして来年の女子野球W杯メンバーに選ばれて念願の世界一を目指す。