◆中日3―0ヤクルト(12日・ナゴヤドーム)

 中日のアレックス・ゲレーロ内野手(30)が今月初アーチとなる10試合ぶりの29号を放った。

 1点リードの8回1死一塁、小川のチェンジアップを左翼席に放り込む2ランに「一番上にいるのは自分のためでもあり、チームのためでもある」と本塁打キングの色気も徐々に芽生えてきた。

 7月26日のヤクルト戦で右手甲に死球を食らってからは2本塁打と低調。右手の痛みをかばうあまり、左手甲にも痛みが出たといい、試合後は湿布を貼っていた。それでも「怖さはキューバに置いてきた」と、ためらわずに踏み込んでフルスイングしていると強調する。

 30発の大台に王手をかけた。チームでは2010年の和田(37本)、ブランコ(32本)以来の快挙は目前だが「ナゴヤドームで30本塁打は難しいからね」と、しみじみ。日頃から「東京ドーム、神宮、横浜が大好き」と言うだけに「もしヤクルトにいたら既に50本打っていたって? いやいや51本だな」とご機嫌だった。