第99回全国高校野球選手権(甲子園)に8年ぶり9度目の出場となる明桜(秋田)は、第6日(13日)第3試合の2回戦で二松学舎大付(東東京)と対戦する。秋田大会決勝で右肩を負傷した145キロ右腕の山口航輝(2年)が、「打」でチームの勝利に貢献することを誓った。

 秋田大会では4試合(25回2/3)に登板し2失点で30奪三振。打っては4番で16打数9安打1本塁打と、投打の中心として活躍したが、7月25日の決勝・金足農(5―1)戦で一塁に帰塁する際に右肩を亜脱臼。輿石重弘監督(54)も、登板に関しては「戦略上、話せないが、無理はさせたくない」と語った。一方で、打撃では3日の甲子園練習で左翼フェンス直撃の長打を放つなど好調で「打撃に関しては、県大会よりいい」と期待する。

 秋田大会でも経験している右翼での先発か、代打の切り札としての起用が有力だが、山口航は「打撃は問題なくできている。自分たちのプレーをすれば勝てると思っているし、勝つことを一番に考えて、自分の役割をこなしたい」と準備は万端。秋田経法大付時代の1990年大会以来、27年ぶりの夏1勝に向け、チームのためにバットを振る。(遠藤 洋之)