◆ソフトバンク1―0日本ハム(12日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・千賀が7回無失点。昨季は12勝を挙げており、育成出身で史上初めて2年連続2ケタ勝利に達した。日本ハムには今季6戦6勝。大谷からは2三振を奪った。「ゼロで抑えられてよかった」と繰り返した。

 前回5日の西武戦(メットライフ)では6回に両ふくらはぎがつりながら7回も志願して1失点と力投した。しかし、試合後の投手陣の「しゃぶしゃぶ親睦会」ではイジられ放題。「7回も頑張るから、こんなことに…」。その試合は、千賀降板後、勝ちパターンがつかまり、5点差を追いつかれ、何とか延長10回で競り勝った。同僚からの軽口も、献身的な投球に対する遠回しな賛辞だった。

 チームでは東浜、バンデンハークに続く2ケタ到達で貯金は最多の32。「僕が一番、しっかり投げないと」。育成から「柱」に育った右腕が、首位固めの推進力になってくれそうだ。(長田 亨)