◆ロッテ0―3西武(12日・ZOZOマリン)

 西武は前夜(11日)にカード初戦を落とし、この日の相手はエース。デーゲームで2強が白星を挙げた中、2年目右腕の多和田が窮地を救った。緩急を使ってロッテ打線を手玉に取り、昨年8月11日以来の完封勝利。涌井に見劣りしない投球で4勝目を挙げ「あまり意識せず、投げるのはバッター。今年一番のピッチングと思います」と胸を張った。

 昨季7勝。今季は右のエースとして開幕ローテ入りも、4月末から不振で約2か月を2軍で過ごした。5日のソフトバンク戦(メットライフ)は勝敗こそつかなかったものの、5回途中5失点でチームは13連勝でストップ。この1週間でクイックの際にフォームを崩す課題を修正し「悔しかったです。何とかここから」と成長を遂げている。

 辻監督は「8回もあまり汗をかいている感じもなく、完封を狙って投げさせた。今日は多和田の日」と絶賛した。ロッテに4年ぶりの勝ち越しも決めた。