◆報知新聞社後援 プロボクシング「ワールドプレミアムボクシング」▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 山中慎介―ルイス・ネリ(15日・島津アリーナ京都)

 調印式が13日、京都市内のホテルで行われ、日本記録の13度目防衛戦に臨む王者山中慎介(34)=帝拳=が、1ラウンド決着を描いた。同級1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(22)=メキシコ=との対決で、「1ラウンド、1ラウンド、1秒、1秒を集中してやる。お互い、パンチがあたるようなスタイルなので、早ければ1ラウンドでおわるかも知れない。一瞬で試合が終わるかも知れないので、しっかりと目を離さず見てもらいたい」と予告した。

 ホームのメキシコから初めてアウェーとなるネリも「手数を多く前に出てアグレッシブに行く。タイミングが良ければKOを狙う」と、火花を散らした。

 高校時代を過ごしたボクシングの原点、京都での防衛戦は昨年3月のV10戦、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)戦以来、2度目。山中は判定で決着したソリス戦を振り返り、「節目の10度目の防衛戦と日本記録がかかる13度目を、ボクシングを始めた京都で戦えるのはうれしい。もちろんKOできればいいし、KOで喜んでもらえれば」と意気込んだ。

 またV13を達成した場合はWBCから記念の特製チャンピオンベルトが贈呈されることも決まった。このサプライズに山中は「本当ですか? まったく聞いてなかったし、そんな雰囲気もないんで(笑い)。いままで積み重ねてきた結果を評価していただけるのはうれしい」と刺激を受けていた。