◆女子プロレス スターダム「STARDOM Midsummer Champions 2017」(13日、東京・後楽園ホール=観衆915人)

 頸椎椎間板ヘルニアのため、6・21後楽園大会を最後に欠場していたスターダムのエース・紫雷イオが、8・13後楽園で約2か月ぶりの復帰を果たし、完全復活を宣言した。

 ワールド・オブ・スターダム王座から陥落し、無期限欠場となっていたイオは、クイーンズ・クエストのメンバーであるバイパー、HZKと組み、「チームジャングるってる」の松本浩代、米山香織、ジャングル叫女組が保持するアーティスト・オブ・スターダム王座に挑戦した。

 復帰戦とは思えぬ動きを見せたイオは、15分過ぎ、鮮やかなムーンサルトプレスを叫女に決めると、続けて、HZKがアトミック・ボムズアウェーをさく裂させ、3カウントを奪取した(16分12秒、片エビ固め)。

 同王座4度目の戴冠となったイオは「不安もありましたけど、リングに戻ってこれたので完全復活です。ゼロから、私なりのストーリーを描いていきたい」と話した。

 復帰早々、女子の最強決定リーグ戦「5★STAR GP」が19日に新木場1stRINGで開幕する。「ギアを上げて、優勝を目指したい」とエースの貫禄を見せていた。

 また、この「5★STAR GP」には、元アイドルレスラーの中野たむが、この日のスターダム初戦を白星で飾り、出場権を獲得した。

 所属していたBeginningアクトレスガールズを退団し、フリーとなったたむは、「5★STAR GP」ブルースターズ枠の出場権をかけて刀羅ナツコと対戦。試合は一進一退の攻防が続いたが、得意のキックで攻め立てたたむが、必殺のダイビングセントーンを見舞うも、刀羅は意地でカウント2でクリア。たむはキック4連打から、バックスピンキック2連発を叩き込んで3カウントを奪った(10分50秒、片エビ固め)。

 「楽しかった。夢に見たリングが現実になって…。入場口に入った瞬間から宇宙にいるみたいで…。人生のなかで、いろいろあきらめてたことが多かったけど、この1、2か月ですごく変わって…全部拾っていきたいと思う。あこがれのリングを踏むことができて、今日がスタート。『5★STAR』では、闘うのが楽しみ。優勝とは言わないけど、全勝を目指します」と意欲を見せた。紫雷イオと同ブロックになるが、「スターダムにセコンドに行ったときに見て、すごい衝撃を受けて、ずっと『闘いたい。こういう選手になりたい』と思ってた。あこがれてきた人。その試合でもいろんなものを拾いたい」とコメントした。